あのころ

2005年5月2日
「家族のようには好きだけど、恋人としては好きかどうかわからない」

って、そう言ったのは私。
今考えれば、家族のように好きだと思えるなんて、そんな相手は普通いないんだな、と。

家族のように好きだったなら、離しちゃいけなかったのにね。
家族のように好きでも、家族じゃないんだから、一度切ってしまったら、途切れてしまうのに。

事故にあったとき、家族なら一番に連絡が来て。
家族じゃなくても恋人だったら、きっと連絡が来る。

じゃぁ、それ以外は?
もう友達と言えるのかさえわからないから、きっと私が死んでも、彼に何かあっても、きっとお互い知らずに日常を送るのだろうな、と。
そういう風に日常を送って、今持ってる色々なものを段々風化させていくのが正しいのだろうけど。

恋人だったとか、大学時代は一緒に過ごしたとか、そういう関係の儚さを今さら気づいて何かあるわけじゃないけど。


脱線事故のニュースを見て、そんなことを思ってしまった。
関西に知り合いなんてほとんどいないのに、列車事故の死亡者の名簿を一生懸命見てしまった私は馬鹿だと思う。
でも、いなくて良かった。
いや、きっといるわけないんだけどさ。


・・・何か、こんなこと書くと未練たらたらみたいで嫌かも。
そうじゃないんだけど。

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